医学系の各種書籍や出版物に、メディカルイラストレーションや、医学用図版を、多数描いております。また、医療情報を発信するベンチャー企業「メディカル愛」からもお仕事を戴いております。
朝日新聞出版社さまより発売された『さする&伸ばすで痛みを解消! 筋膜ストレッチ』に掲載の、筋肉解説用メディカルイラストを担当させていただきました。私が担当したのは、全身各部の筋肉図などです。わかりやすいイラストを心掛けました。
2014年春に発売された、ポプラ社さまの図鑑『WANDA 人体』に掲載のメディカルイラストを担当させていただきました。私が担当したのは、表紙や見開きを含めた31点で、顔面や全身の骨格や筋肉、肺、眼、皮膚などを担当させていただきました。
西東社さまより好評発売中の『人体のしくみと病気がわかる事典』に掲載されている、メインのメディカルイラストを担当いたしました。制作点数は81点と多く、人体のあらゆる部位のほか、細胞やDNAまでをも描かせていただきました。
西東社さまより発売された『基本のボイストレーニング』に掲載されている、人体、声帯のリアルイラストを担当いたしました。私の担当は咽頭の構造や声帯などで、医学的な正確さよりも、見やすさや清潔感を出すよう配慮しました。
成美堂出版さまより発売されている『体脂肪燃焼トレーニングメソッド』に掲載のメディカルイラストを担当いたしました。一連のイラストは、すべて、モデルさんの写真と合成するというかたちで、制作させていただきました。
成美堂出版さまより発売された『ぜんぶわかる - 筋肉の名前としくみ事典』に掲載されているメディカルイラストを担当いたしました。私の担当は全身像、各章冒頭のイメージ図、頭部の各筋肉図(総数47点)を描かせていただきました。
同じく、成美堂出版さまより発売された『ぜんぶわかる - 骨の名前としくみ事典』に掲載されているメディカルイラストを担当いたしました。私の担当は頭部の骨(47点)で、頭蓋骨を構成する骨を描かせていただきました。
講談社さまより発売された、『面白図解はじめての解剖学』に掲載されている、メディカルイラストを、一部、担当させていただきました。私が担当したのは、全部で22点で、著者である高橋優三先生の監修を受け、制作いたしました。
電子カルテなどの医療情報を発信するベンチャー企業「メディカル愛」より、医療用図版のお仕事を戴いております。各イラストは岐阜大学医学部の高橋優三先生より監修をいただき、医学者の視線にも耐えうるものとなっています。
こちらは、神経系のイラストです(上の作品も神経系を描いたものです)。こうしたイラストを描く場合は、まずPoserにて人体を製作し、その後、彩色するといったかたちで作業をすすめています。Poserはたいへん便利なソフトです。
総頸動脈、内頸動脈、外頸動脈、椎骨動脈など、脳内を巡るそれぞれの血管の位置と、形状を示す図です。脳内の血管の曲がり具合は、思いのほか複雑で、人体模型やCT画像や、先生の監修によって、どうにか完成させることができました。
心臓のイラストです。心臓外観、左心系、右心系、興奮伝導系と、前部で四つのイラストを手掛けました。これらメディカルイラストは、基本的にペイントソフトによる2DCGとなっています。ShadeやPoserを活用する場合もあります。
眼球の内部構造図です。基本的な形状は、Shadeでモデリングし、ディティールはタブレットペンにて丹念に描きました。眼球内の動静脈の走り方は複雑怪奇で、描き込み作業は、たいへんな手間と労力を費やすこととなりました。
人体の筋肉の付き方を、正面、背面から解説したイラストです。この他にも、腕、脚といった各部の筋肉をクローズアップしたイラストを描かせていただきました。このイラストは、線描きイラストに彩色した雰囲気で仕上げました。
各部位の筋肉部分をクローズアップしたイラストです。こちらは大腿部分の筋肉図です。カットした断面も見せることで、それぞれの筋肉の配置状態がわかるようになっています。動脈、静脈も、主なものは描かれています。
こちらは、筋肉の構造を示したものです。それぞれ部位を極端に拡大し、筋肉が伸縮するしくみを解説しています。実際には見えない世界を、わかりやすく誇張して描くことも、メディカルイラストの重要な役割のひとつです。
胎児の発育状況を順を追って示したイラストです。実際には、十体の胎児が描かれているのですが、画面に収まり切らず、やむなくカットしました。時を経るに従って、人間らしい姿になっていく過程が、とても興味深いです。
人体の横断面(切断面)T7のイラストです。心臓、肺、そしてそれらを取り巻く筋肉や骨、脂肪の位置が、一目でわかる状態となっています。この他にも、T10、T12、T12-L1、L1-2などの横断面も、併せて描かせていただきました。